ブログ

宮崎県防災庁舎見学

自民党に所属する宮崎県内の女性議員で組織する勉強会で
今夏竣工した宮崎県防災庁舎を見学してまいりました。

 

最初に通された総合対策部室では、小学生が社会科見学中。
広く、県内15か所のポイントを一同に視ることができる大画面を備えた対策部室は、
それまで、災害対策本部の会場設営にかかっていた時間を縮減できるようになり
迅速な初動対応が実現でき、業務を効率良くこなすことができるとのこと。
事件は会議室で起きてるんじゃないんだ!という有名なセリフもありましたが
多角的な対策を素早く練るための会議室も大事です。

 

また、この防災庁舎には、シャワー室や仮眠室も備えられ、
24時間体制で監視するスタッフの方々も、日ごろ利用されているということですが、
もし今後、大災害が発生した時、
不眠不休で対応に当たる職員さん達の留守を守るご家族も、このような設備が充実することで
多少は安心されるのではないかと思いました。

屋上のヘリポートをご案内いただいて宮崎平野のパノラマ視界を満喫し、
地下の免震構造をしっかり確認して、見学は終了しました。

 

この防災センターに限っては、大活躍しないことが望ましくありますが
早い時期の発生が予測される南海トラフ巨大地震の脅威に備え、
また、毎年発生し、強大化していると言われる台風による災害の発生を極力減らすために
このセンターの情報収集力と発信力に期待し、
県の情報の送受信に対し、各市町村が対応しきれるのかという課題を
各議員がそれぞれ考える場となり、
大変有意義な時間となりました。

ご案内くださった宮崎県庁のみなさま、ありがとうございました。


カテゴリー:

皆さまの力を、お貸しください。サポーター募集中