都城市・三股町 教科書展示会 つづき
図書館で開催されている教科書展示会、本日7/1まででした。
音楽の教科書が意外と自国を意識したものだったことに加えて
もう一つ、印象的だったことがありました。
中学校の理科の教科書、
全てではありませんが、『科学』という表題だったこと。
理科という”教科”になると、構えた感じになるのが、
”科学”となると、ぐっと身近に感じられるのでしょうか。
そうだと良いなと思います。
自身、中学校理科の教員免許を修得したので、
小中学生が、
理科を身近に感じ、勉強したことを生活に取り入れ活かして欲しいという気持ちを
人一倍持っているつもりです。
料理は、化学反応として説明がつき、
たとえば酸によるタンパク質の凝固などの化学反応や、加熱調理となれば比熱の概念を知っていると
ぐっと簡単で、効率良くできるようになります。
近年話題の、重曹やクエン酸を使った掃除、洗濯も同じことです。
凝り過ぎると一日中やってしまいますが、、、
暑さ寒さをしのぐにも、
科学的な知識があれば、少しばかり役に立つこともあるでしょうし、
近年、頻発する水害に対しても、地学への興味があれば、
避けられることもあるかもしれません。
テストの点数を気にすることのない生活の知恵としての科学、
その基礎としての理科教育が為されることを望む者として
『科学』という教科書が、どのように生かされていくのか興味深く見守りたいと思います
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