書面による質問の回答②【職員の超過勤務について】
【職員の超過勤務について】
質問:
特別給付金や事業者給付金などの準備及び対応により、職員の時間外勤務が大幅に増えていると思われるが、
例年と比較してどれくらい増加しているのか。(2月から5月までの実績で)
回答:
平成31年2月から令和元年5月までの時間外実績数は6万7千833時間、
令和2年2月から同年5月までの時間外実績数は7万1千73時間であり、3,240時間増加しています。
質問:
新型コロナウイルス感染症対策が本格化して以降、市は雇用を(延べ人数)でどれくらい拡大したのか。
回答:
新型コロナウイルス感染症対策が本格化して以降、感染防止、生活支援及び事業支援等に関して、
新規に雇用した会計年度任用職員の人数を回答いたします。
6月1日現在、計43人であります。内訳は、特別定額給付金事業に24人、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策事業に17人及び子育て世帯への臨時特別給付金事業に2人であります。
質問:
職員の健康維持について、どのようなことに留意しているか。
回答:
1か月の超過勤務が45時間を超える職員に対しては、長時間勤務調査票を提出させ、
職員課が当該職員の健康状態の把握を行うとともに、必要に応じて医師による面接指導を実施しております。
面接指導は、超過勤務職員本人から申出があった場合、又は産業医が面接指導の必要があると判断した場合に実施しますが、
100時間を超えた職員については、原則、面接指導を義務づけております。
また、臨床心理士によるカウンセリング、健康管理担当者による健康相談についても希望に応じて実施しており、
職員の健康管理に努めております。
都城市では、
質問①にあります特別定額給付金の手続きの迅速さについては、誰もが認めるところですが、
他にも、
急速な経済の冷え込みを実感し始めた4月中旬以降、
飲食店応援プロジェクトの早急な立ち上げや、事業者支援金の給付手続きなど
関係部署においては、休日返上で対応する様子が見られ、
多忙にしており、職員の健康状態が気になるところでありました。
他市においても職員の疲弊が危ぶまれていましたので、質問しました。
回答に対しては、これで十分かどうか今後の検証が必要になりますが、
まずは、質問することで、市の側も超過勤務の実態について自認することになると思います。
職員に対しては、公僕という言葉もある通り、
仕事をして当たり前という風潮もあると思います。
しかしながら、行政サービスという言葉もあるように、
行政は、サービス業であり、終わりがなく、評価の基準もあいまいです。
行政サービスを提供する職員も”人”であり、気持ちがあるのです。
今回の頑張りに対し、心から謝意を表し、労いたいと思います。
また、休みなく働いた方には、
本格的な夏が来る前にしっかり体を休めて、体力を蓄えてもらい、
さらなる質の高いサービスの提供に務めてもらいたいと考えます。