横田滋さん
北朝鮮拉致被害者 横田めぐみさんのお父様である横田滋さんがお亡くなりになりました。
お会いしたことのない方ですが、
めぐみさんに再会したいというお気持ちが叶わないままであったこと、
どれほど無念であったかと、察するに余りあるとしか言いようがありません。
2002年、拉致被害者5名が帰国した際、
めぐみさんが帰国できなかったばかりか、消息について虚偽の報告がなされて
怒りと落胆の気持ちでいっぱいであったでしょうに、
「自分たちのことは気にしなくて良いから、再会できたご家族は心から喜んでください」
といった旨のお言葉が発せられたことが忘れられません。
なんとお心の広い素晴らしい人であるかと驚嘆し、
このような人格者が、長年こんなつらい目に遭っている不条理さに愕然としました。
その後、拉致被害者の蓮池薫さんの講演を聴くことがあり、
強いメッセージを直に受け取りながらも、
私は何か行動しただろうかと、申し訳ない気持ちになります。
署名くらいはしたけれども。
それが何か動かしただろうか。
今、このコロナ禍で、ひとりひとりの行動のチカラを実感する毎日です。
ひとりひとりの行動が横田さんの無念に報いることになりますように。
わたしにできる支援、この中にたくさんあります。
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