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第14回全国市議会議長会研究フォーラムin高知

10月30日(水)、31日(木)の二日間、
高知市にて行われた全国市議会議長会研究フォーラムに参加してまいりました。

全国から約2,100人の議員が集まり、かなり盛況していました。

 

偶然、5月に滋賀で行われた議員研修で一緒だった時に仲良くなった議員さんと再会。
同じ一期目で同期のようで、情報をやり取りしたり、とても心強い存在です。

フォーラムでは、まず
中島岳志東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授の基調講演。
演題は「現代政治のマトリクス-リベラル保守という可能性」。
リベラルと保守について漠然としていたものが理路整然と説明され、ぐっと引き込まれました。

 

そのあと
坪井ゆづる朝日新聞論説委員をコーディネーターに、パネルディスカッション。

テーマは「議会活性化のための船中八策」として、
パネリストは、
髙部正男市町村職員中央研修所学長、
横田響子株式会社コラボラボ代表取締役・お茶の水女子大学客員准教授、
古川康造高松丸亀町商店街振興組合理事長、
田鍋 剛高知市議会議長でした。

政治について詳しい人たちとは言え、
それぞれに立場の異なる方々の意見は、
わたしは特に、議員であることと、女性起業家であるという部分において
横田さんと田鍋さんの発言に、深くうなずく場面が多くありました。
また、古川さんも、商工関係からの提言という部分で、大きく共感できるものがあり、
逆に、立場において一番遠い髙部さんの話がすごく勉強になったり。

本題である、議会活性化には多様性が必要という点において大いに賛同しました。
議員の厚生年金の加入の件は、我々若い世代であっても理解されていない部分が大きいので
しっかり議論を交わさねばならない案件だと思いますし、
当事者でないベテラン議員や引退した議員たちが議論してくれたら良いのではないかとも考えます。

心から地域や国を良くしていきたいと思う若い世代が
生活の基盤を心配することなく出馬できる環境が整う要件を、自身も考えていかねばならないのだと思いました。


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