建設委員会視察~兵庫県高砂市
委員会視察二日目は、兵庫県高砂市に。
河川や、雨水を流すための下水道整備など、総合的な治水事業についての勉強です。

先の台風19号による豪雨災害のような水害が毎年全国で発生していますが、
私の身近なところでも、十数年前、1階部分が丸ごと浸水する被害に遭い、
川の氾濫を何とか抑えられないものかと考えるようになりました。
以前は降った雨がその場に浸透していたものが
宅地開発などによって、河川に流されるものが多くなってしまったことも
一因にあるのではないかと、
かつて、内閣府モニターをしていた時に、
雨水タンクの設置に補助金を出してほしいと提言したりしたことも。

高砂市では、
雨水タンク設置への補助金助成のほか、
浸透性舗装や、浸透性側溝の設置、
そして、田んぼダム、校庭ダムなど、
やって欲しい事業のすべてが盛り込まれた治水事業を既に実行されているとのことで
この日が楽しみでなりませんでした。

実際、氾濫を抑えるためには、
河床掘削や、強力なポンプ場の設置が有効ということがわかりましたが
やっぱり我が家も近々雨水タンクを設置したいと思いますし、
浸透性舗装がスタンダードになる時代が来ることを願います。
これら、高砂市の取組が全国的に広がれば、
災害のいくつかは発生を抑えることができるかもしれないと期待しています。
さて、高砂市の特徴ですが、
結納(をする人が少なくなってるご時世だと思いますが)の時の高砂人形、
その発祥の地だそうです。
縁起の良いまちです♪

そして、ここ高砂市でも、勉強後のお礼の挨拶を申し上げるにあたり、
都城市との共通点がないかと探してみたら・・・
ここ高砂市にある『生石(おうこし)神社』。
この神社のご神体、石の宝殿は、日本三奇の一つとされ、
あと二つが、
宮城県鹽竈(しおがま)神社の塩釜と、
高千穂峰山頂にある天逆鉾(あまのさかほこ)。
天逆鉾は、
あるところには鹿児島県霧島神宮のご神体と記載され、
あるところには宮崎県高原町と記載されていますが、
わたしたち都城市民は、都城市ゆかりだと思っている!!
山頂がどこにあっても、高千穂の峰は都城市の山です。都城から望む姿が正面です。そう信じてます。
ということで、そのように紹介し、ご縁を強調してまいりました。


この時期、生石神社のお祭りの直前だったようで、ぼんぼりのような飾りを数十メートルおきに見かけました。
地区によって色が違うんだそうです。
お祭りも石の宝殿も、今回は見られなかったのでまた行ってみたいと思います。